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おはようございます!
今日も演歌歌手、山内惠介さんを応援していきます!

先日、10月8日(日)に放送された「山内惠介の歌の道標」の後半戦をご紹介します!

10月6日に国際フォーラムでのコンサートを終えまして、本編の最後にお送りしたのが「冬枯れのヴィオラ」という作品でした。
この歌は2011年の作品で、初めて松井五郎先生に詩を書いていただいた作品で、
これまで僕は、演歌という事でこぶしをまわして歌を歌っていたんですが、
この「冬枯れのヴィオラ」という曲からは、演歌歌謡曲ということで幅を広げまして、
もっと広い世界で歌を歌っていく歌手になれれば、という思いも込めて作られた作品です。
松井五郎先生の詩の世界も「ここはどこの場所なんだろう?」っていうようなね。
「国境を越えるには明日になるだろう」スケールの大きさがうかがえます。

2番の歌詞も「星が降る石畳」「声のない広場」。
なにもかもが抽象的であり、スケールの大きさが伺える作品なんですよね。

だからこそ、聴いているお客様にそこがどこの場所なのか?
そこが「ふるさと」なのかもしれない。
「国境」というのは自分が引いている一線なのかもしれない。
そこを超える事で何かが始まる、戻る事で過去を振り返る事ができる。
まるでパズルを埋めていくような思い出のパズルとでもいうのでしょうか。
そういう世界が今まで僕の中になかったので。
この詩、このメロディを頂いたときに、どうやって歌いこなそうか・・・と思っていたんですが、「歌いこなす」ではダメなんですよね。
自分が歌と正面から向かい合って、パズルを埋めていくことが、歌手としてやるべき使命なんだなと。
だから、僕にとって転機になった作品、10周年記念曲としては大きな作品だったんだなぁって感じます。

今まで使った事のない、一番高いキーも使っています。その一音が出るか出ないかで詩の世界が表現できるかどうかを教わった作品でもあります。

以上、「山内惠介の歌の道標」でした!

 

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